2009 Mt.FUJI ECO Cycling前編 [2009 Mt.FUJI ECO Cycling]
長いことかかりましたがやっと前編が書きあがりましたのでアップします。
楽しかったイベントからすでに10日以上が経過してしまいました。
それでは、いよいよ10月13日日曜日の2009Mt.FUJI ECO Cyclingの本編です。
ピピピ・・・・・。
と目覚ましの音
早朝3:50起床。
外は真っ暗
気になる天気は・・・
暗くてよくわからない。
なんか、とても肌寒い。
前夜から用意しておいた勝負ジャージに着替えて、速攻で準備完了。
早朝、誰もいないフロントにカギだけおいてチェックアウト。
料金はちゃんと前払いしてありますので。
ホテルの外に出ると・・・
駐車場は濡れているけど前夜のような雨は降っていない。
4:30では晴れなのか曇りなのか良く分からないけど星が見えているから天気は大丈夫みたい
155に乗り込みスタート地点の山中湖交流プラザきららまで
後は路面が乾いてくれればよいのだが。
駐車場から湖畔沿いの138号線に出ると路面はまだ濡れていました
駐車場に入るのに渋滞するとの情報だったので早めに着きましたが意外と空いていてあっさり駐車することができました
外はまだ薄暗く寒いです。
155の外気温度計は12℃
寒いわけです。
表に出ると富士山がそのシルエットを浮かべていました。
なかなか良いもんです。
155と朝の富士山(妻は車内でまだ支度中)
暗がりの中2台のBIKEを組み立てます。
懐中電灯を忘れたので妻のBIKEのライトをはずして組み上げました。
(といってもホイール付けるだけですが)
車内で朝食を食べ終わると一緒に参加する友達やその仲間と合流しスタート地点へと向かいました。
あまり遅くなるとスタートするのに1時間くらいかかるということなのでなるべく早めに列に並びましたがそれでももうスタートゲートまでに100名くらいはいたでしょうか。
(皆さんお早いこと、はるか向こうにスタートゲート。遠いよぉ~)
(後ろにもこんなにいっぱい・・本日の参加者1500名)
スタート前の余裕の2人
いよいよスタート時間の6時を迎え、数十台ごとに区切ってスタートしていきます。
僕らは4組目のスタートでした。
うまい具合に最前列に並ぶことができて目の前にはスターターの絹代さんと今中さんが場を盛り上げています。
(さすがにタレントさんですね。盛り上げ方がお上手)
ちょうど絹代さんの目の前にいた妻はスタート前にインタビューを受けて激励されていました。
やはり、女性サイクリストは目立つのでしょうか。
(妻にとっては4回目の100kmオーバーCyclingなので意外と余裕なのでしょうか?)
カウントダウンが始まり6時5分いよいよ我が家の2009Mt.FUJI ECO Cyclingのスタートです。
スタート直後はオフィシャルの先導者に従い隊列をなして走行。
山中湖湖畔の前半はあいにく舗装張り替え工事中で路面が荒れていたのでパンクに注意して走行しました。
スタート直後は妻を前に走行していましたがいつのまにかはぐれてしまい他の人と集団走行となっていました。
お互い、マイペースでゴールを目指そうと言っていたし、この日のために携帯のハンズフリーも仕込んだので問題ないだろうと自分のペースに合う集団を探しながら走行しました。
(こんなものを仕込んでおきました)
今回のコースは前半が下り基調で後半に上りというかなり厳しいコース設定。
夏に試走をしているのでコースは頭に入っています。
前半を抑えるか、タイムを稼ぐか・・・
悩みましたが、何となく気持ちが高揚していつしかペースは30km/h台へ。
山中湖湖畔を快調に疾走
一つ目のエイドステーション「山梨県立富士ビジターセンター」をパスして走り続けました。
なかなか同じペースの人に巡り合わず一人旅が続きましたが富士パノラマラインに入りようやく同じくらいの方の後ろにつかせていただき小さな集団で走行することができました。
次のエイドステーション「精進湖」に立ち寄るか迷いましたが1時間半ほど乗りっぱなしだったのでとりあえず小休止ということで立ち寄りました。
意外と小さなエイドステーションでちょっとびっくり。
(前半スタートだったのでまだ人もまばらです)
妻に電話を入れるとなんだかよく聞き取れないけど元気に走っている様子。
バナナを1本いただいて給水をして5分ほどで出発しました。
本栖湖を右手に見ながら139号線を南下します。
ここは次のエイドステーション「富士ハーネス」までほぼ下りなので快調に飛ばします。
朝霧高原では左手に富士山が望めるはずですがあいにくの曇り空でその姿は見えませんでした。
道の駅朝霧高原を過ぎると139号線からそれた道を行きます。
左右に牧場のある高原らしい風景の中を快調に飛ばしますが、ちょっと牛さんの匂いがきついのが気になります
まあ、これも自然にふれるということでと思っていましたが・・・
しばらく進むと道路一面に土砂が。
そうでなくてもスタート直後のぬれた路面でだいぶBIKEも汚れていたので何とか避けたかったですが避けようがないので仕方なく一番土砂の少なさそうなところを通過しました。
(それが、あんなものだとはその時は気づきませんでした・・・)
そんなのどかなコースを気持ちよく疾走しているとあっという間に「富士ハーネス」エイドステーションに到着。
ここは、昨年までのスタート地点。
施設も気になったのでトイレ休憩を兼ねて立ち寄りました。
ここで、妻に再び電話。
僕:「俺だけど今どの辺?」
妻:「ガーァァ・・・・」
僕:「どこ?よく聞こえない!」
妻:「ガガッザー・・・○しッ!」
僕:「えッどこ?」
妻:「ザザザァァー・・・○しッ!」
僕:「よく聞こえない。俺は富士ハーネスだから」
といって切りました。
ハンズフリーも走行中は風切り音で声がよく聞き取れないんですね。
(それにしても妻はなんて言っていたのだろう???)
富士ハーネスはとても清潔でよい施設でした。
ここから多くの盲導犬が巣立っていくのでしょう(頑張るんだよ犬君達)
ここからしばらく行くと一つ目の難関469号線の長~い上り坂が続きます。
この上りに備えて本日、一つ目のドーピングを!
パワーバージェル梅味を一本注入
甘いけど適度に酸味もあり前に飲んだライム味よりは良いかもしれないです。
トイレによって少しのんびりしていると見覚えのあるジャージが。
妻が10分ほど遅れて到着しました。
ここまで50km弱、意外と良いペースで走れているようで僕の方が少し焦りました。
しばし、二人で話をして盲導犬(正確には盲導犬になれずPR犬)と戯れました。
名前忘れちゃったけど盲導犬のPR犬君
PR犬と戯れる妻
到着したばかりの妻を残し僕は先を急ぎます。
一応、目標は7時間ですからあまり長いこと休憩もできません。
しかも、上りが苦手な僕にとってはこの先2か所ある上りが難関なのです。
しばらくは気持ちの良い樹海の中の直線道路が続きます。
前に人がいるとついペースが上がってしまいます。
(こりゃオーバーペースだ)
県道72号線から国道469号線に入ると道が一気に開けしばらく行くと上り坂がほぼ20km続きます。
ここから先「こどもの国」エイドステーションまでは頑張りどころです。
上りの前の下りで一気に加速(飛ばしすぎ!)
ここからが上りのはじまりです(画像じゃ分かりにくいですね)
ただ、2回の試走でどの程度の勾配がどこにあるかはだいたい把握していたのでペース配分はうまくできたと思います。
南富士カントリークラブを過ぎ左に曲がったところからが勾配がきつくなります。
それに備えてペースを整えていると、一度抜いたクロスバイクの方が後ろに付いてきていました。
南富士カントリークラブを過ぎ一時停止を左折すると一瞬だけ激坂が現れます。
そこをダンシングで切り抜けると少し緩めの上りに。
その時、後ろを走るクロスバイクの方から話しかけられました。
クロスの人:「あとどのくらい続きますか?」
僕:「この先結構きついですよ。こどもの国までは結構勾配もありますからあと3kmくらいですかね」
なんて余裕を見せて受け答えしていたら・・・
左に寄りすぎたTCRのペダルがいつのまにか現れた歩道のブロックに接触。
バランスを崩しそのまま左側に落車しました
立ちゴケは何度かありましたが走行中の転倒は初めてで驚きました。
クロスバイクの方が「大丈夫ですか!!」と止まって心配してくれましたが「大丈夫です。先に行ってください。」と言い別れました。
クロスバイクの方は申し訳なさそうにしながら坂を上って行きました。
僕の方はとりあえず左足のひざを擦り剥いただけで他に痛みはなさそう。
BIKEの方もペダルに傷がついたもののブレーキの引きずりも無く問題なさそうだったので、気を取り直して先を急ぎます。
この先はこどもの国まで勾配のきつい上りが続きます。
知っても上るしかないのであえてCS400の傾斜計は表示させずに黙々と上りました。
さすがに3回目ということもあり、ジェルの効果もあったのか以外にもあっさり上りきることができました。
「こどもの国」エイドステーションに着くと入口からステーションまで結構な距離を走らされてようやく辿り着きました。
左ひざをみると擦り剥いた傷から血がソックスのあたりまで垂れてきていました。
意外な出血にちょっとびっくり。
(血を拭き取った後の傷口です・・・意外と大きな擦り傷でした)
血を拭っていると、さっきのクロスバイクの方が僕を見つけてすっ飛んできました。
走行中に話しかけてすいませんとしきりに謝っていたので気にしないで下さいと言ってこれから先の道中を健闘し合い別れました。(良い人だ)
BIKEの具合を見ていると隣に座っていた方が僕の傷を見て消毒薬をくれました。
皆さん良い人ばかりですね。(しかし、この方用意がいいですね。いろんなものいっぱい持ってました)
ありがとうございました
BIKEは左に倒れたのでディレイラーは問題ないですがクイックのレバーが傷だらけになってました。
シフトは前後ともに問題なくできるので走行は大丈夫でしょう。
(レバーが削れてしまった樹脂だと思ってたレバーはアルミ製だったんですね・・削れて初めて分かりました)
ここで、後半に向けてCCDドリンクの補充とBCAAドリンクを作りました。
水は紙コップでとケチくさいこと書いてありましたが、ステーションのおねいさんに、これにお水下さいといってボトルを差し出すと気持ちよく水を入れてくれました。
おかげで途中で水を買うことも無くドリンクを作ることができました。
こどもの国エイドステーションからはくっきりと富士山が見えていました。
(初秋の富士山きれいだにゃーぁ)
こどもの国エイドステーションを後にすると少し上りが続きますが後は御殿場市内までは下り坂。
一気に下ります。
富士サファリパークを過ぎてから一度左にそれますが、その道がかなりのダウンヒル。
60km/hオーバーで下ります。
ただ、路面が悪く前に下った時はかなり怖い思いをしましたが、タイヤのおかげかバーテープを極薄タイプからコルクタイプに変えたからかあまり怖い思いもせずに下りきることができました。
前はかなり衝撃を受けていましたから。
思い切りダウンヒルを楽しんだ後は再び469号線に戻り御殿場市内へ向かいます。
ここは両脇が大草原でとても気持ちの良い道です。
しかし、片側1車線で路肩も狭いので車には注意が必要。
しかし、まだ午前中のせいか車も比較的少なく気持ちよく走ることができました。
途中、ピナレロの方と引いたり引かれたりしながら御殿場市内へと突入していきました。
この先は後編で。
は~記事のアップも長い・・・
ピピピ・・・・・。
と目覚ましの音
早朝3:50起床。
外は真っ暗
気になる天気は・・・
暗くてよくわからない。
なんか、とても肌寒い。
前夜から用意しておいた勝負ジャージに着替えて、速攻で準備完了。
早朝、誰もいないフロントにカギだけおいてチェックアウト。
料金はちゃんと前払いしてありますので。
ホテルの外に出ると・・・
駐車場は濡れているけど前夜のような雨は降っていない。
4:30では晴れなのか曇りなのか良く分からないけど星が見えているから天気は大丈夫みたい
155に乗り込みスタート地点の山中湖交流プラザきららまで
後は路面が乾いてくれればよいのだが。
駐車場から湖畔沿いの138号線に出ると路面はまだ濡れていました
駐車場に入るのに渋滞するとの情報だったので早めに着きましたが意外と空いていてあっさり駐車することができました
外はまだ薄暗く寒いです。
155の外気温度計は12℃
寒いわけです。
表に出ると富士山がそのシルエットを浮かべていました。
なかなか良いもんです。
155と朝の富士山(妻は車内でまだ支度中)
暗がりの中2台のBIKEを組み立てます。
懐中電灯を忘れたので妻のBIKEのライトをはずして組み上げました。
(といってもホイール付けるだけですが)
車内で朝食を食べ終わると一緒に参加する友達やその仲間と合流しスタート地点へと向かいました。
あまり遅くなるとスタートするのに1時間くらいかかるということなのでなるべく早めに列に並びましたがそれでももうスタートゲートまでに100名くらいはいたでしょうか。
(皆さんお早いこと、はるか向こうにスタートゲート。遠いよぉ~)
(後ろにもこんなにいっぱい・・本日の参加者1500名)
スタート前の余裕の2人
いよいよスタート時間の6時を迎え、数十台ごとに区切ってスタートしていきます。
僕らは4組目のスタートでした。
うまい具合に最前列に並ぶことができて目の前にはスターターの絹代さんと今中さんが場を盛り上げています。
(さすがにタレントさんですね。盛り上げ方がお上手)
ちょうど絹代さんの目の前にいた妻はスタート前にインタビューを受けて激励されていました。
やはり、女性サイクリストは目立つのでしょうか。
(妻にとっては4回目の100kmオーバーCyclingなので意外と余裕なのでしょうか?)
カウントダウンが始まり6時5分いよいよ我が家の2009Mt.FUJI ECO Cyclingのスタートです。
スタート直後はオフィシャルの先導者に従い隊列をなして走行。
山中湖湖畔の前半はあいにく舗装張り替え工事中で路面が荒れていたのでパンクに注意して走行しました。
スタート直後は妻を前に走行していましたがいつのまにかはぐれてしまい他の人と集団走行となっていました。
お互い、マイペースでゴールを目指そうと言っていたし、この日のために携帯のハンズフリーも仕込んだので問題ないだろうと自分のペースに合う集団を探しながら走行しました。
(こんなものを仕込んでおきました)
今回のコースは前半が下り基調で後半に上りというかなり厳しいコース設定。
夏に試走をしているのでコースは頭に入っています。
前半を抑えるか、タイムを稼ぐか・・・
悩みましたが、何となく気持ちが高揚していつしかペースは30km/h台へ。
山中湖湖畔を快調に疾走
一つ目のエイドステーション「山梨県立富士ビジターセンター」をパスして走り続けました。
なかなか同じペースの人に巡り合わず一人旅が続きましたが富士パノラマラインに入りようやく同じくらいの方の後ろにつかせていただき小さな集団で走行することができました。
次のエイドステーション「精進湖」に立ち寄るか迷いましたが1時間半ほど乗りっぱなしだったのでとりあえず小休止ということで立ち寄りました。
意外と小さなエイドステーションでちょっとびっくり。
(前半スタートだったのでまだ人もまばらです)
妻に電話を入れるとなんだかよく聞き取れないけど元気に走っている様子。
バナナを1本いただいて給水をして5分ほどで出発しました。
本栖湖を右手に見ながら139号線を南下します。
ここは次のエイドステーション「富士ハーネス」までほぼ下りなので快調に飛ばします。
朝霧高原では左手に富士山が望めるはずですがあいにくの曇り空でその姿は見えませんでした。
道の駅朝霧高原を過ぎると139号線からそれた道を行きます。
左右に牧場のある高原らしい風景の中を快調に飛ばしますが、ちょっと牛さんの匂いがきついのが気になります
まあ、これも自然にふれるということでと思っていましたが・・・
しばらく進むと道路一面に土砂が。
そうでなくてもスタート直後のぬれた路面でだいぶBIKEも汚れていたので何とか避けたかったですが避けようがないので仕方なく一番土砂の少なさそうなところを通過しました。
(それが、あんなものだとはその時は気づきませんでした・・・)
そんなのどかなコースを気持ちよく疾走しているとあっという間に「富士ハーネス」エイドステーションに到着。
ここは、昨年までのスタート地点。
施設も気になったのでトイレ休憩を兼ねて立ち寄りました。
ここで、妻に再び電話。
僕:「俺だけど今どの辺?」
妻:「ガーァァ・・・・」
僕:「どこ?よく聞こえない!」
妻:「ガガッザー・・・○しッ!」
僕:「えッどこ?」
妻:「ザザザァァー・・・○しッ!」
僕:「よく聞こえない。俺は富士ハーネスだから」
といって切りました。
ハンズフリーも走行中は風切り音で声がよく聞き取れないんですね。
(それにしても妻はなんて言っていたのだろう???)
富士ハーネスはとても清潔でよい施設でした。
ここから多くの盲導犬が巣立っていくのでしょう(頑張るんだよ犬君達)
ここからしばらく行くと一つ目の難関469号線の長~い上り坂が続きます。
この上りに備えて本日、一つ目のドーピングを!
パワーバージェル梅味を一本注入
甘いけど適度に酸味もあり前に飲んだライム味よりは良いかもしれないです。
トイレによって少しのんびりしていると見覚えのあるジャージが。
妻が10分ほど遅れて到着しました。
ここまで50km弱、意外と良いペースで走れているようで僕の方が少し焦りました。
しばし、二人で話をして盲導犬(正確には盲導犬になれずPR犬)と戯れました。
名前忘れちゃったけど盲導犬のPR犬君
PR犬と戯れる妻
到着したばかりの妻を残し僕は先を急ぎます。
一応、目標は7時間ですからあまり長いこと休憩もできません。
しかも、上りが苦手な僕にとってはこの先2か所ある上りが難関なのです。
しばらくは気持ちの良い樹海の中の直線道路が続きます。
前に人がいるとついペースが上がってしまいます。
(こりゃオーバーペースだ)
県道72号線から国道469号線に入ると道が一気に開けしばらく行くと上り坂がほぼ20km続きます。
ここから先「こどもの国」エイドステーションまでは頑張りどころです。
上りの前の下りで一気に加速(飛ばしすぎ!)
ここからが上りのはじまりです(画像じゃ分かりにくいですね)
ただ、2回の試走でどの程度の勾配がどこにあるかはだいたい把握していたのでペース配分はうまくできたと思います。
南富士カントリークラブを過ぎ左に曲がったところからが勾配がきつくなります。
それに備えてペースを整えていると、一度抜いたクロスバイクの方が後ろに付いてきていました。
南富士カントリークラブを過ぎ一時停止を左折すると一瞬だけ激坂が現れます。
そこをダンシングで切り抜けると少し緩めの上りに。
その時、後ろを走るクロスバイクの方から話しかけられました。
クロスの人:「あとどのくらい続きますか?」
僕:「この先結構きついですよ。こどもの国までは結構勾配もありますからあと3kmくらいですかね」
なんて余裕を見せて受け答えしていたら・・・
左に寄りすぎたTCRのペダルがいつのまにか現れた歩道のブロックに接触。
バランスを崩しそのまま左側に落車しました
立ちゴケは何度かありましたが走行中の転倒は初めてで驚きました。
クロスバイクの方が「大丈夫ですか!!」と止まって心配してくれましたが「大丈夫です。先に行ってください。」と言い別れました。
クロスバイクの方は申し訳なさそうにしながら坂を上って行きました。
僕の方はとりあえず左足のひざを擦り剥いただけで他に痛みはなさそう。
BIKEの方もペダルに傷がついたもののブレーキの引きずりも無く問題なさそうだったので、気を取り直して先を急ぎます。
この先はこどもの国まで勾配のきつい上りが続きます。
知っても上るしかないのであえてCS400の傾斜計は表示させずに黙々と上りました。
さすがに3回目ということもあり、ジェルの効果もあったのか以外にもあっさり上りきることができました。
「こどもの国」エイドステーションに着くと入口からステーションまで結構な距離を走らされてようやく辿り着きました。
左ひざをみると擦り剥いた傷から血がソックスのあたりまで垂れてきていました。
意外な出血にちょっとびっくり。
(血を拭き取った後の傷口です・・・意外と大きな擦り傷でした)
血を拭っていると、さっきのクロスバイクの方が僕を見つけてすっ飛んできました。
走行中に話しかけてすいませんとしきりに謝っていたので気にしないで下さいと言ってこれから先の道中を健闘し合い別れました。(良い人だ)
BIKEの具合を見ていると隣に座っていた方が僕の傷を見て消毒薬をくれました。
皆さん良い人ばかりですね。(しかし、この方用意がいいですね。いろんなものいっぱい持ってました)
ありがとうございました
BIKEは左に倒れたのでディレイラーは問題ないですがクイックのレバーが傷だらけになってました。
シフトは前後ともに問題なくできるので走行は大丈夫でしょう。
(レバーが削れてしまった樹脂だと思ってたレバーはアルミ製だったんですね・・削れて初めて分かりました)
ここで、後半に向けてCCDドリンクの補充とBCAAドリンクを作りました。
水は紙コップでとケチくさいこと書いてありましたが、ステーションのおねいさんに、これにお水下さいといってボトルを差し出すと気持ちよく水を入れてくれました。
おかげで途中で水を買うことも無くドリンクを作ることができました。
こどもの国エイドステーションからはくっきりと富士山が見えていました。
(初秋の富士山きれいだにゃーぁ)
こどもの国エイドステーションを後にすると少し上りが続きますが後は御殿場市内までは下り坂。
一気に下ります。
富士サファリパークを過ぎてから一度左にそれますが、その道がかなりのダウンヒル。
60km/hオーバーで下ります。
ただ、路面が悪く前に下った時はかなり怖い思いをしましたが、タイヤのおかげかバーテープを極薄タイプからコルクタイプに変えたからかあまり怖い思いもせずに下りきることができました。
前はかなり衝撃を受けていましたから。
思い切りダウンヒルを楽しんだ後は再び469号線に戻り御殿場市内へ向かいます。
ここは両脇が大草原でとても気持ちの良い道です。
しかし、片側1車線で路肩も狭いので車には注意が必要。
しかし、まだ午前中のせいか車も比較的少なく気持ちよく走ることができました。
途中、ピナレロの方と引いたり引かれたりしながら御殿場市内へと突入していきました。
この先は後編で。
は~記事のアップも長い・・・
2009-09-24 23:23
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コメント(3)
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うわー、力作の前編ですね。
相当キツいってことが、よっく分かりました。
コケたって聞いてはいましたが、大怪我でなくてよかった。
後編も期待してまーす。
by 蜻蛉155 (2009-09-25 23:35)
何か読んでいるだけなのに自分があたかも走っていたかの
ように感じるくらいのめりこんでしまいました。
自分も山中湖周回は何回かしたことがあって、確かに路面の
悪いところもたくさんあったことを記憶してます。
あの湖畔だけでも結構アップダウンあるんですよね。
後編も期待しております!
by タッカー (2009-09-26 02:25)
>蜻蛉155さん
今年のコース設定はきつかったですね。
前半は良いのですが後半がきついです。
この程度の擦り剝きでも爺には治りが遅くて困ります。
後編も書きあがりました。
>タッカーさん
臨場感が伝わったのなら嬉しいです。
山中湖の南側しか走れませんでしたがそんなにアップダウンはなかったです。
469号線の上りは長くて、長くて辛いです。
この先の篭坂もきつかったです。
後編もアップできましたのでよろしくです。
by Nogu (2009-09-27 16:28)