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TARMAC組み立て③パーツ組込編 [TARMAC]

≪コンポ組み付け≫
TCRから外し、洗浄、グリスアップなどなどメンテしたDURA-ACE7800とアルテグラCF-6750を組み込みます。
パーツ.png

取付自体は特に難しいことはありません。
これまでTCR2回、Bianchi1回のフルメンテの経験を活かしてサクサク・・・
なんですが、
相手はカーボンフレーム。
やみくもに締め付けて割れたらフレーム全損という泣くに泣けない状況におちいる。
ということで、今回の組み立てには秘密兵器、トルクレンチを購入しておきました。
(だいたいみなさんカーボンフレーム購入と同時に揃える方多いみたいですね)

スペシャライズドの取説とシマノの取説を見ながら指定トルクで取り付けていきます。

【フロントフォーク組み付け(仮組)】
コラムカットを後回しにしますのでブレーキ取付とワイヤーレイアウトを見るための仮組です。
フロントフォークをフレームにセットします。
Tarmacの下側ベアリング受けは直接カーボンの台座で受け持つそうです。
IMG_6531.JPG

なのでここに付属の下側ベアリングを挿入。
置くだけです。
そのままヘッドに差し込んで、上側の上側ベアリングとカラーを入れて上からキャップをかぶせておしまいです。
なんですが、高級フレームの付属ベアリングなので問題ないとは思いつつ興味もあったのでベアリングのシールをそーっと外してみたら…
なんとなくグリスの入り方が気に入らん。
IMG_6517.JPG

雨の日は基本走らないけど一応やっときました。
グリス補充。
フィニッシュラインのテフロングリスを充填。
IMG_6521.JPG

(充填後の撮影忘れた)
自己満足のような気もしますがこういうところに手を入れるとバイクにグッと愛着が湧きます。
BBのベアリングもやっておけばよかったなとちょっと思いましたがそこは次のメンテの機会に回します。

【ブレーキ取付】
ブレーキ取付でナットとフレームの間にかませるギザギザのワッシャーをどうするか悩みましたが緩み防止のためしっかり取り付けないと命にかかわる部分なのでフレームへの傷は二の次にして指定通り取り付けました。
フロント用の取付ナットはフレームセットに専用ナットが付属していたのでそれを使いました。
リヤ側はシマノの一番短いやつで取付です。
センタリングなどの微調整あるので本締めせず仮組です。

【クランク取付】
BBアダプターを取り付けた部分にCF-6750取説書に従い組み付けます。
シャフト全体にグリスはあえてつけずアダプターとの接触面にのみ薄く塗りつけて挿入。
左側クランクを溝に合わせ取付、樹脂のナットを手で締め付け(指定トルクは0.5~1.5N.m)
抜け防止を忘れずに組み込んでから取付ボルトを指定トルクで締め付けて完了。
空回しした感じはTOKENのBBと同じような感じで軽く回り続けます。
シマノ純正BBのようなヌメーとした感じではなくあくまでも軽くクルクルーって感じで回りました。
IMG_6498.JPG


【RD取付】
特に難しい部分は無くハンガーに5㎜ヘックスで指定トルクにて締め付け。

【FD取付】
なんと、付属品にチェーンキャッチャーが付いていました。
インナー側へのチェーン落ち防止で買わなくてはと思っていたのでこれまたうれしい誤算。
当面はこれを使います。
直付けFDの専用ワッシャーに変えてこのチェーンキャッチャーを挟んで取り付け。
アウターリングとの径方向の隙間を1㎜でセット。
1~3mmが推奨値で、追い込んだ方がレスポンスが良いという事なので1㎜目指して追い込んでみましたが…
IMG_6500.JPG

よーくアウターの刃先を見ると、結構減っているのを発見してしまった。
高い山と低い山ができていて一定な外周になっていないのです。
本来は交換なのでしょうがもう、交換パーツを買う手持ちが乏しいので、今回は泣く泣くこのまま使用することに。
一番高い山で1㎜となるように追い込んでセット完了。
気付いてしまったので気持ち悪いので早急に交換を考えたいと思います。
もともと、今年に中古で購入したものなのでその時から減っていたのかもしれないです。
(参ったにゃ)
FDの外側プレートはチェーンリングと平行になるように調整。
IMG_6499.JPG

本締めすると座面の影響を受けるのか外側に開いてきてしまうので納得のいく角度になるまでだいぶ時間がかかりましたが変速性能に係わる部分なのでじっくり時間換えておきました。

【ハンドル回り】
ヘッドカラーの上にTCRと同じハンドル高さを再現する為スペーサーを入れます。
TCRが地面から上ハンドルセンターまで867㎜でした。
ステムにハンドル組み込んで同じ高さに揃えるのに10㎜スペーサー3枚。
30㎜のスペーサーが必要でした。
気持ち高いので5㎜を組み合わせて25mmでも良いかも。
TCRは10㎜だけだったんですが、ヘッドチューブ長が15㎜短いTarmacなのでそれ相応なのかと。
見た目がいまいちなんですが寸法的にはこの量が必要なのですから仕方ないですね。
実際に乗ってみてから最終的に決めるので25mm~30mmの範囲で入れておこうと思います。
IMG_6510.JPG

スペシャライズドの説明書では40mmまでは入れても大丈夫とあるので構造上、強度上は問題ないようです。
(しかし、格好悪いよな)
後はマーキングしておいた位置に左右のSTIを取付。

【シートポスト取付】
何気に気に入ってるのがこのシートポスト。
最もオーソドックスな丸パイプ形状。
しかもφ27.6㎜です。
TCRと全く同じサイズのこのポスト。
細身で汎用性のあるのでお気に入りです。
フレームへの固定はちょっと変わってます。
シートチューブ内に固定用のうすのようなパーツが取り付けられていてフレーム横の穴から5㎜のヘックスを回すことでこのパーツが締め上げられてシートポストをシートチューブに圧着させて固定します。
シートクランプが外側に無いので見た目もすっきり。
調整も楽そうです。
途中経過.png



ここまで組むとほぼ自転車の形になってきました。


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コメント 3

panpan

クランクのギア板の歯高は最初から一定じゃないんで問題ないかと。
変速のための仕様なので、極端に尖ってくるまでは使えるでしょう(o^∇^o)ノ
by panpan (2014-12-17 22:27) 

Nogu

>panpanさん
そうなんですか。
まだまだ知らない事がいっぱいだ。
とんがってはないからまだまだ使えそうで一安心。
by Nogu (2014-12-18 22:04) 

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