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ロクちゃんの受難 [ALFA ROMEO 155]

愛車の155V6がドナドナか!
DSC06811.JPG

いんや、違います。
155生活で2回目となりますが積載車による修理入庫となりました。

事件が起きたのは6月の【夜会】に向かう途中でした。
土曜日はエアコンを使うほどの気温でもなかったので途中でエアコンを切りました。
(それまでは普通に作動していました)
しかし、目的地付近で社内温度が上がった為エアコンをON。
しばらくしてエアコンが作動していないことがわかりました。
冷えないということではなく、室内のファンそのものが回っていませんでした。
気づいたときには既に【夜会】の行われる某所に到着していたので、そのまま【夜会】に参加。
一足早く帰路に着いたNoguとロクちゃん。
何だか暑い・・・
エアコンが作動していないことを再び思い出しました。
まあ、暑さを我慢すれば走れるのでそのまま高速道路を巡航。
保土ヶ谷バイパスをそのまま上川井で降りて行くと・・・
工事渋滞。
仕方なく車列に入ってしばらくはのろのろと。
水温計に目をやると100℃を超えています。
そういえば冷却ファンが回る音がしない。
エアコンのスイッチをオン、オフしますがだめ。
温度設定をHiにしますが、ヒーターが作動しているのかわかりません。
見る見る上がる水温。
渋滞は解消しません。
水温計は130℃。
ボンネット右側から水蒸気が上がっているのが見えます。
本気でやばい。
脇によける場所も無く、このまま停めることは大迷惑。
ふと見ると東名の横浜町田インター入り口まで300m。
一か八か、走行風で冷却することを選択。
機関車のように水蒸気を上げながらロクちゃんを東名高速へ入れました。

高速道路は渋滞も無く流れています。
左側の車線を70km/hで一定速度で巡航。
思惑通り水温は走行風で下がり始めます。
大和トンネル付近では90℃まで下がりました。
特に異常は悪化することはなく無事に帰宅することが出来ました。

翌朝、【夜会】のみなさんから色々とアドバイスを頂きヒューズやらリレーの端子やら色々とチェックしましたがどこにも切れたり溶けたりした形跡はありません。

主治医に相談するとエアコンファンも回らずエアコンコンプレッサーも作動しない、冷却ファンも回らないということであれば一番怪しいのはメインヒューズではないかという見解。

しかし、50Aの一番目立つでかいヒューズは切れていません。
とにかく一度入庫させてくださいとのことでしたが、オーバーヒート直前まで行って水蒸気が出たのであれば冷却系にエアが噛んでいる可能性があるので積載かレッカーで持ってくるようにということで、冒頭のドナドナの画になったわけです。

JAFではなく自動車保険のロードアシストを始めて使いましたが僕の保険は100kmまで無料レッカーサービスがついていたので支払無くすみました。

毎年、高い保険料払っているからたまにはいいですよね。

積載車で運ばれたロクちゃんを主治医の元で降ろして早速診断。
原因は・・・
お見立てどおりメインヒューズ。
ヒューズの断線ではなく端子の劣化、腐食による接触不良。
2回ほどヒューズを確認したのですが足の腐食に気づきませんでした・・・
ヒューズ側の腐食だけでなく受け側の端子もだいぶ劣化している様子。
交換が望ましいのですが残念ながらこの部品は既に絶版だそうです。
端子を磨いて、カシメてもらい再利用。
ヒューズは新品ではないけど交換してもらいエアコンは復活。
そのままエアコンを切って設定温度で冷却ファンが回るかも確認してOK。
冷却水のエア抜きも実施してもらって完治です。

数時間前までは数十万円の修理費=廃車と思い込んでいたのが意外な軽症でホッとしました。
オーバーヒート直前まで行きましたが現状は問題なさそうです。
部品代にして数百円のものだと思いますがヒューズ1個で危うくロクちゃんを廃車にするところでした。

これを機に、予備のヒューズとリレーは入手して持ち歩くことにしたいと思います。
本当に焦った週末でした。

アドバイスいただいた皆さんご心配おかけしました。
そして、いろいろありがとうございました。
もう少し155生活を送れそうです。


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コメント 7

panpan

夜中に一斉メールで「壊れた!」と来た時も、みんな冷静でしたねぇ( ̄∇ ̄)
済んでみれば「気絶」くらいの軽いトラブルで良かった(o^∇^o)ノ
ロクちゃんはご高齢に加え、ボンネット内のや室内の湿気を飛ばす周期(要するに乗る頻度)が空くのも原因の一つかもしれないスね。
駐車事情もあるでしょうが、出来るだけ乗ってあげることが健康維持には必要なのかも。
人もクルマも同じですね。
by panpan (2012-06-25 22:55) 

のじ@10気筒

いやあ お役に立てず申し訳なく。。。

まあ本格的なオーバーヒートに至らなければ全然問題ないだろうと思っておりました
ともあれ無事復活できて なによりでした

次に来るのは板ヒューズか斜線リレーですね きっとw

by のじ@10気筒 (2012-06-26 21:58) 

Nogu

>panpanさん
いやいや、帰宅後もかなり焦っていたので少しあわてたメール発信で皆さんにご心配おかけして申し訳なかったです(^^;
ロクの駐車場は土の上。
おまけにカバー掛けているし月一始動。
確かに錆や腐食には良い環境ではないです。
これからはもう少し乗ってあげたいところですな。
なにはともあれ致命的な状況にならず一安心です。

>のじ@10気筒さん
お騒がせしました。
水温計表示で130℃。
警告灯は点灯しなかった状態でした。
しかし、水蒸気モクモクには焦りました。
一先ずメインリレーの対処で復活しましたしエンジンもショップからの帰路30kmでは特に問題ありませんでした。
斜線リレーの予備はあるので、おっしゃるように板ヒューズは常備したいと思います。(8mmレンチもグローブボックスに入れておこう)
後は、ファンリレーの予備に接点復活剤か。

by Nogu (2012-06-26 22:16) 

takuya

大事に至らずよかったですね(^^)
症状の割りに拍子抜けするほどあっけなく治ったりしますよね。
接点用のスプレー、155のとき買いましたが使わなくなったので(^^;今度差し上げます。
by takuya (2012-06-27 01:05) 

Nogu

>takuyaさん
もう、腰が抜けるほどの軽傷でした。
皆さんにはご心配、ご迷惑おかけしました。
いろいろと車載して走行した方が良いようですな。
こんなお茶目に気を使いながら楽しみつつ乗っているエンスー達を苦しめる税制には憤りを感じます・・・。
消費税アップが何だってんだ(怒

by Nogu (2012-06-28 22:53) 

のじ@10気筒

板ヒューズに関してはMATSUさんのようにブレードヒューズを使うような加工が最善かもしれません
ただ20Aを超える大容量のヒューズソケットを そうそう見かけないんですよね

手頃なサーキットブレーカーがあればそちらの方が良さげですけど。。。
安心感もあり さらに見栄えも良くなり。。。ww
by のじ@10気筒 (2012-06-29 01:43) 

Nogu

>のじ@10気筒さん
大変遅いレスで申し訳ないです。
MATSUさんはブレードヒューズにされているんですか。
確かに、板ヒューズはメンテもしにくいし原始的ですな。
容量がでかいので適合ヒューズが入手できるのか?
サーキットブレーカーがあればその方が良さそうですね。
なんにせよ、下が土でカバーを年中掛けられているロクさんの環境は劣悪ですな・・・
早く対策せねば。
アドバイスありがとうございました。
by Nogu (2012-07-18 23:10) 

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